
画仙紙の種類と大きさ
「画仙紙」とは書画を書くための大きな紙のことを言います。
画仙紙・画箋紙・画宣紙・雅宣紙・雅仙紙など様々な漢字が充てられています。

中国から海を渡ってやって来た画仙紙、その内の「小画仙」の大きさが、日本では「全紙」と呼ばれ、書道用画仙紙の基準サイズとなりました。
全紙を切り取って各種の紙がつくられます。


全紙よりも長い紙は、たとえばこのようなものがあります。


以上のような、書道で使われる代表的な紙を大きなものから順にすると……このようになります。
呼び名 | 大きさ |
---|---|
二八 | 約60×240cm |
尺八屏 | 中国規格:約53×234cm / 日本規格 :約53×228cm |
大画仙 | 約96×180cm |
三六 | 約90×180cm |
二六 | 約60×180cm |
中画仙 | 約84×150cm |
小画仙・全紙 | 約69×136cm |
聯落ち | 約53×136cm |
半切 | 約34.5×136cm |
八つ切 | 約17.5×68cm |
全懐紙 | 約36.5×48.5cm |
半懐紙 | 約24.5×36.5cm |
半紙 | 約24.3×33.4cm |
短冊 | 約6×36.3cm |
ここでは、大きさの違いを簡単にご紹介しましたが、
それぞれに「手漉き」と「機械抄き」の製品があります。
違いについてはこちら https://fukunokami.biz/suku/ を参考にしてください。
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