雑学・豆知識

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和紙の「いま」と「これから」―原料の輸入

原料不足日本人の暮らし、住まいのかたちが変わるにつれて、だんだんと和紙は使われなくなってきました。それにつれて和紙の原料の楮、三椏を生産する農家も減って行きます。 1970年代になると、原料の不足、価格の高騰に悩む製紙所、和紙の漉き手は海...
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懐紙と短冊、色紙の関係

懐紙 懐紙とは「ふところにいれて携帯する紙」です。 人々が皆、着物を普段着としていた頃は、いつも懐に入れて持ち歩きティッシュペーパーやハンカチ、便箋、メモ用紙などとして使っていました。また これに漢詩や和歌が書かれることもあります。全懐紙の...
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半紙の「半」の意味は?

書道半紙の由来習字で必ず使われると言っても良いと思われる「半紙」ですが、この「半」の意味はいったい?何なのでしょうか?これには二つの説があります……ひとつは、①飛鳥時代の7世紀後半より播磨国杉原谷村(現在の兵庫県多可郡多可町)の杉原谷で漉か...
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書道の紙―画仙紙

画仙紙の種類と大きさ「画仙紙」とは書画を書くための大きな紙のことを言います。画仙紙・画箋紙・画宣紙・雅宣紙・雅仙紙など様々な漢字が充てられています。中国から海を渡ってやって来た画仙紙、その内の「小画仙」の大きさが、日本では「全紙」と呼ばれ、...
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紙のサイズ

A列判とB列判 よく使う紙のサイズに「A4」や「B4」がありますが、それがどのように決まったのか知っていますか?和紙の大きさは紙を漉すく「簾すの大きさ」で決まります。簾の大きさは各地でそれぞれ違います。昔は統一された規格などありませんでした...
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漉くと抄く

紙をすくと言いますが、「抄く」と「漉く」という二通りの書き方があります。いったいどのような違いがあるのでしょうか。
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和紙の種類

みなさんは和紙の色や形、模様、厚さなどで和紙を区別していませんか?実は、現在和紙として売られている紙のほとんどが工場の機械で抄すかれたものなのです。明治時代に和服が洋服に変わっていったように、だんだんと工場の機械で抄かれた「洋紙」が増えてい...
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こんなに違う、洋紙と和紙

和紙になる植物は? 日本では紙の原料として、 三椏みつまた雁皮がんぴ楮こうぞ主に、この三種の植物が使われてきました。洋紙は大きな木を‘まるごと’使うヨーロッパでは綿のボロを原料に使っていたこともあったそうですが、やがて、たくさん手に入りやす...
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紙は森からやって来た……

あなたの手元にある紙は、海の向こうの国の深い森に高くそびえ立っていた大樹……、それともひっそりと息づいていた小さな木だったのかも知れません……。紙の原料私たちが普段使っている紙、もとは森や林に生えていた樹木がカタチ変えたものです。世界中から...