東海地方の和紙の里

愛知県

小原和紙(おばらわし)

豊田市小原地域で漉かれてきた紙。明治9(1876)年には、27軒が紙漉きを営んでいたという記録があります。
現在は豊田市和紙のふるさと、和紙工芸館にて紙漉き体験ができます。

豊田市和紙のふるさと

  • 愛知県豊田市永太郎町洞216-1
  • 0565-65-2151

岐阜県

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美濃和紙(みのわし)

岐阜県で漉かれる名高い和紙。越前、土佐とともに日本の三大和紙産地として、石州和紙、細川和紙とともにユネスコ無形文化遺産登録産地として認められた日本を代表する和紙です。
紙漉き体験のできる美濃和紙の里会館、美濃和紙とあかりをテーマにした美術館、美濃和紙あかりアート館が岐阜市内にあります。

美濃和紙の里会館

  •  岐阜県美濃市蕨生1851-3
  • 0575-34-8111

美濃和紙あかりアート館

  • 岐阜県美濃市本住町1901-3
  • 0575-33-3772

山中和紙(さんちゅうわし)

飛騨市河合町、飛騨紙の生産地の中で最も山奥だということから山中和紙という呼び名が付いたと言われています。
現在はいなか工芸館で、紙すき体験草木染め体験ができます。

いなか工芸館

  • 岐阜県飛騨市河合町角川709
  • 0577-65-2912

三重県

深野和紙(ふかのわし)

松坂市飯南町深野地区で漉かれる紙。安土桃山時代の後期、1599(慶長4)年美濃から紙漉き職人を招いたことから始まったそうです。明治の頃は盛んだった深野和紙も、昭和30年代初期には激減し、ついに昭和44年に漉き屋は1戸もなくなりました。昭和62年深野和紙保存会が結成され伝統技術の保存に取り組んでいます。
松阪市飯南和紙和牛センターにて、12月から2月にかけて手漉き紙すき体験(要予約)を実施しています。

松阪市飯南和紙和牛センター

  • 松阪市飯南町横野848番地
  • 0598-32-2004

伊勢和紙(いせわし)

三重県伊勢市で漉かれた和紙。100年以上にわたり、神宮のお膝元伊勢の地で神宮御用紙を製造し、各地の神社の御神札、御守りとなる紙を提供しています。神宮、神社ごとの特有の文様を漉き込むのが大きな特徴です。1994年、伊勢紙として三重県指定伝統工芸品に認定されました。
伊勢和紙館では紙漉きの歴史や、道具の展示を見たり、和紙製品を買うこともできます。

伊勢和紙館

静岡県

駿河柚野紙(するがゆのがみ)

昭和51年(1976)静岡県東部芝川町上柚野内藤恒雄さんが柚野手漉和紙工房を開いたのが、駿河柚野紙の始まりです。内藤さんは大学を卒業後、埼玉県小川、島根県八雲、岡山県倉敷で技術を習得し独立しました。
柚野ゆの手漉和紙工房では紙漉き体験(要予約)ができます。

柚野手漉和紙工房

  • 静岡県富士宮市上柚野907-1
  • 0544-66-0738

修善寺紙

修善寺(伊豆市)の紙谷地区で漉かれた紙。修善寺紙・紙谷和紙工房では 期間限定で手漉和紙づくり体験ができます。

紙谷和紙工房

  • 静岡県伊豆市修善寺1300
  • 0558-72-2501

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