幌加内(ほろかない)町のユニークな和紙「笹紙」
幌加内町は、そばの作付け面積、生産量、ともに日本一、7月中旬から8月中旬にかけて、美しい花が一面を白く染めます。
そばの町として知られている幌加内町ですが、たくさんの千島笹(根曲竹)が自生していて、これで何か特産品はできないかと昭和62年より幌加内町役場が笹紙を漉き始めました。
身体に良いということが知られていた笹のパウダーを練り込んだうどんやそばが作られ、それに合わせて紙も誕生したそうです。
茎の部分を使い「溜め漉き」という技法でつくられています。
町の小、中、高では卒業証書に使われているそうです。
とても珍しい和紙ですね。生産量が少ないようなので、手に入れたい方は問い合わせてみては。
詳しく知りたい方はこちらへ
音別(おんべつ)町のフキを使った「富貴紙(ふきがみ)」
かつて炭鉱で栄えた音別町は蕗が特産物で、郷土芸能「♪蕗まつり音頭」という楽曲があるほど蕗にちなんだ土地柄です。
YOUTUBEで聴くことができます。
音別の蕗は人の背丈を超える程までに大きくなりますが、その皮の部分に良質なパルプが含まれていることが判明、蕗紙を漉き上げました。
町おこしもかねて「富貴紙」と名付け文具店、雑貨店などで販売を始めたそうです。地元、音別小・中学校の卒業証書にも使われています。
詳しく知りたい方はこちらへ
■釧路市役所
■広報くしろ
富 貴 紙 製 品 販 売 始 め ま し た
コメント